旅人プロフィール
旅をしたい。
この気持ちに気づいたのはここ数年の間ですが、元から感じていた ”自由への渇望” には自覚がありました。
そしてこの ”自由” というものをカタチにしたのが、自分の中では『旅人という生き方』なんだと思います。
記憶がおぼろげなほど幼い頃、姉兄3人で電車のツアーか何かに参加した記憶が残ってます。
出来事はほとんど夢の彼方ですが、両親と離れて子どもだけでの言わば ”大冒険” だったわけです。
最初は不安だったかもしれませんが、わくわくドキドキしてとても楽しかったことだけはしっかり心に残ってます。
もしかしたらこれが、ぼくが ”自由” や ”旅” を想うようになる始まりだったのかもしれません。
これまでの遍歴:
高校時代:1年の終わり、自分を変えたくて下宿を飛び出し、日本を半周して捕まる。
調理科のある高校に転校:3年間のカリキュラムを修了し調理師免許を取得。
2013年:陸上自衛隊入隊。
同年:習志野駐屯地第一空挺団着隊。
某国ミサイル問題の際、自衛隊施設等防衛任務に従事。
2015年:自衛隊在職中、日米合同訓練のためアラスカに渡米。(人生初の海外)
2016年:自衛隊退職
2017年:福岡県中洲にてBARなどのアルバイトを複数件掛け持ちして、自衛隊以外の仕事を経験する。
同年:フィジー共和国に英語留学。年末休暇に同国内を旅して遭難する。
2018年:帰国後、ウェブビジネスを学びに石垣島に渡る。
同年:講師含む仲間たちとタイ、ミャンマー、インドの国々をウェブを学びながら旅する。
帰国後:石垣島を行き来したり、日本を旅したりしながら生活していたところ、コロナ災禍により時代の変革期に突入する。
2020年:即応予備自衛官として熊本県人吉地区の豪雨災害派遣任務に従事。
同年:任期満了につき即応予備自衛官退職。
大分市内で暮らし、変わっていく世界を見つめながら「これから始まる新しい時代」での”生き方”と”自分の在り方”を考えて一年を過ごす。
2021年:地元に戻り、旅を安定して続けるためのキャンピングカー製作・旅先での商い創りに取りかかる。
同年11月10日:キャンピングカーに住めるようになり、行商旅に出発する。
旅ってなんだろう?
2020年で27歳になりますが、振り返ってみるとやっぱり「自分は常に旅をしてきたんだなぁ」と思います。
仕事、旅行、学び、様々な目的や理由で国内外多くの地域を巡ってきましたが、
旅って本当に面白いんですよね。
そもそも旅ってなんだって話ですが、
「旅ってこういうもの!」っていう明確な答えを持ってるわけじゃありません。
「よしっ、旅に出よう!」と思って旅をすることもあれば、
振り返ってみたとき「あぁ、あれは旅だったんだなぁ」と感じるときもあるんです。
ただ、どちらも共通してるのが
”得たものに気づく”
ってことです。
- 自分の価値観への影響
- 新しい発見
- 人との繋がり
- 知識・知恵・技能
- 経験
- 結びつき
これらは人・もの・生き物・土地・場所、”他者” との関わりの中で得ることができます。
ぼくにとっての旅は、この ”他者との縁” が重要なんだと思います。
これまでの旅
これまで旅をしてきた経験から言えることは、”旅が自分を変えてくれるわけじゃない” ということです。
新しい価値観に触れ、生き方に影響を与えられることも、
なにもできず、自分の未熟さ・無力さを思い知らされることも、
旅では色々なことがありました。
そして、”なにもない” にも出会います。
ドラマを期待して、特別な ”何か” を探して、待って、なにもない。
結局なにに出会うも自分次第でした。
待っているだけではなにも与えられなかった。
(与えられたものに価値は見出せないだろうし)自分で向かっていってようやく見えてきた。
(でもまだ足りない)そして、自ら手を伸ばして初めて ”何か” に出会う。
何度も落ち込んで、たまに何かを手に入れて…
こんな風に繰り返していくうちに、考え方や生き方が変わっていきました。
でもそれは、「旅が変えてくれた」のではなく、
そういった経験を通して、旅や日々の積み重ねの中で ”自分が自分を変えていった” のだと思っています。
これからの旅
一見すると無関係なものが別のところで結びついたり、
使うこともないだろうと思っていた知識や技術が思わぬところで役に立ったりする体験を、旅の中でたくさんしてきました。
旅先での縁を辿っていけば不思議と、導かれるように新しい発見や出逢いに行き着きます。
こういった経験がいつしか、ぼくの ”旅をする理由” になっていました。
結んだ縁の先に旅の果てに辿り着く場所は自分はどんな答えを導き出すのかそしてなにを生み出すのかそれを知りたい。
そしてこれからは、その ”道のり” と、出会った人々への ”感謝” をここから伝えていきます。
よかったら、あなたもここで一緒に旅をしませんか。
旅の仲間が増えると、ぼくも嬉しいです。
ここまで読んでくれてありがとうございました。