トラキャン自作シェル|トラックに積む木造キャンピングカー設計条件

2020年12月6日トラキャン製作−準備編

トラキャン自作シェルの高さ制限

旅する屋台バーに欠かせないキャンピングカーを造っていきたいと思います。

今回やっていくのはザックリとした完成イメージをカタチのする作業です。

ずっと頭の中で考えてばかりだとどうしてもイメージがぼやけたり忘れたりしちゃいますからね。

なにより、形として見せられると人に伝えるのにめちゃくちゃ便利です!

というわけでやっていきましょう♪

トラキャン設計に使う無料キャドソフト

イメージを設計図として起こしていく方法を、次のやり方でやりました。

  • ノートにトラックキャピングカーのアイデアや必要事項を書く
  • パソコンで設計ソフトを使い形にしていく

立体的な図を手書きで書いていくのはセンスもさることながら、結構な時間が必要になってきますからね。

ここはパソコンでチャチャっとやってやろうと探して見つけたのがこのサイト

https://floorplanner.com/

ブラウザ上で設計ソフトを使えるめちゃくちゃ便利なサイトです!

英語表記ですが、直感的な操作なのですぐに慣れるし使いやすいので、モノづくりで設計図作りたいなって時があればぜひぜひ♪

ちなみに基本無料です。てか無料で十分。

自作シェルのベースは軽トラック?

旅だけの用途なら軽トラでもよかったんですが、屋台バーを積むってなるとそれなりのキャパが必要で、

結果、パワーゲート付きの小型ディーゼルトラックを中古購入する事にしました。

ディーゼルならコスパもいいし、パワーゲートがあれば毎度荷物の積み下ろしも楽になるだろうとの目論みです。

それがこちら

トラキャン自作用の小型トラック
パワーガート付きディーゼルトラック

車長:2800mm 最大積載量1.5t

荷台長:2470mm 荷台幅:1600mm 側アオリ:350mm

荷台底〜屋根:1180mm  タイヤ底〜荷台底:640mm

実際に下見してきました。
年季が入ってるけどいい車で満足です♪

このトラックをベースにして荷台に積むシェルを設計していきます。

自作キャンピングカー設計に必要なアイデア・制限

まずは、キャンピングカー制作に必要な

  • 個人的に盛り込みたい条件・アイデア
  • 公的に必要な条件・ルール

をノートに書き出していきます。

トラキャンシェル|木造・手作りだからできるアレンジ

一から造ると自由度が無限大な反面、一度造ってしまうと骨格の変更は難しいので「最初に何が必要か」考えるのが重要です。

屋台バーのカウンターを外付けに

中のスペースを圧迫しないためにも、屋台バーで一番大きなカウンター部分を外付けにして取り外し可能にします。

トラキャンシェルに外付けカウンター
荷台上にある壁が取り外せるカウンターになる

入り口の壁を持ち上げ式のルーフに

屋台バーや野外活動の時に、日差しや雨をしのげる屋根として壁が持ち上がるようにします。

トラキャンシェルに持ち上げルーフ
側アオリを降ろすと持ち上げられるルーフ

トラキャンシェルの屋根にはベッドテント&ソーラーパネルを

折りたたみ式のベッドテントを取り付け、シェル内から出入りできるようにします。

自作トラックキャンピングカー ベッドテント
テントの形はこんなイメージ。(裏側にソーラーパネルを取り付けます)
手作りトラキャン ベットテント
当初のベット案でしたが、ソーラーパネルのケーブル配線の関係でボツ

自作キャンピングカーシェルの注意点・制限・法律

キャンピングカーシェルを造る前に、やっぱり道交法などのルールは押さえる必要がありますね。

出来上がって走れませんじゃ悲しすぎます。

トラックの高さ制限

キャンピングシェルを積載すると通常シェルの高さはトラックの屋根を超えます。

そこでどのくらいまでなら積載物として載せることができるのか調べてみると、条件によって「4.1m・3.8m・3.3m」という高さ制限があることがわかりました。

そこで、シェルを載せた時の高さが3.3mを超えないように設計していくことにします。

トラキャン自作シェルの高さ制限
折りたたみベッドテントも含めて3.3m以内で設計します。

トラキャンシェルの固定方法

側面の壁を取り外したり持ち上げたりする必要があるので、側アオリの隙間からバンドを通してシェル本体を車体に固定しようと思います。

↓引用参考動画

トラックキャンピングカーの自作は違法?注意点

シェルは荷物扱いだからOK!

車体に溶接したり直接手を加えるわけではなく、キャンピングシェルとして荷台に載せて固定することで、キャンピングカーとしての条件を満たしたり改造申請しなくても荷物として扱えます。

なので、厳密に言えばこのトラキャンは車検証では普通の1.5tトラックですし、4ナンバー車なのでシェルを降ろして毎年車検を受ける必要があります。

自作キャンピングカーシェルの設計過程

ここからは、先に紹介したキャドソフトを使ってイメージを形にしていく過程を画像と動画でお送りします。

寸法や支柱の配置、デザインなどはトラック購入後に細部を詰めていこうと思います。

↑↑量が多いので画像はこちらから↑↑

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トラキャン自作シェル|木造キャンピングカー設計まとめ

イメージが形になっていくと、その過程で色々なアイデアが湧いてきたりして楽しいですね。

ここでのイメージを現実の製作でどこまで再現していけるかわかりませんが、このイメージを基準として臨機応変にやっていきたいと思います。

製作についてなどの注意点やご意見などありましたら、記事したのコメントフォームに投稿して頂けると嬉しいです。

それでは!

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